すあまと言う、昔ながらの和菓子です

２０２３年６月２２日（木）

近所のスーパー（「マルエツ」新志津店）の和菓子コーナーで、手まりすあまと言う商品を買いました。

すあまは、主に関東地方だけで流通している、比較的ローカルな和菓子です。

とても、モチモチした食感が特徴です。

同じような和菓子で、ぎゅうひ（漢字では「求肥」と書きます）があります。

すあまもぎゅうひも、米粉が主な原料で、これに砂糖を加え、蒸すことによって固めています。

柔らかくて、モチモチした食感が長持ちすることや、食べた時のほのかな甘味はどちらも共通です。

また、大福のように餡子を包んだりせず、そのままで食べる点も似ています。

和菓子の中では、主役ほどの存在感はなく、あくまでも脇役的な存在かも知れませんが、個人的に、このすあまが大好きです。

まるで、ひっそりと咲く野の花のようだと思います。

（素朴な感じも、共感を覚えます。）

手まりすあまは、色も綺麗で、実に可愛らしい印象でした。

そして、見た目だけでなく、味わいでもとても素晴らしかったです。

　　　　遠藤雅信