2024年5月10日(金)
京成線千葉中央駅からは、徒歩圏にあるとんかつのお店「みくに」に行きました。
(住所は、千葉県千葉市中央区新宿です。)
最近は飲食店もチェーン店が増えていますが、ここは昔ながらの家庭的なお店です。
(長年、地域に根ざした営業をしているのでしょう。)
まさに、ホッとする感じの店構えでした。
頼んだのは、お昼の定食メニューの1つでロースカツ定食です。
ご飯と味噌汁(豚汁)も付くセットです。
(更に、自家製のお新香も付きました。)
キャベツもたっぷりで、充実感のある定食です。
(お昼にしては、かなりのボリューム感と言えます。)
とても柔らかいお肉(ロース)を使っていました。
(そのお肉を、サクッと揚げています。)
ロースなので、脂身があります。
でも、その脂身が最高に美味しかったです。
しつっこい感じは、全くありません。
実に、スッキリとした味わいでした。
(やはり、とんかつは、ヒレよりもロースに限ります。)
この脂身が、特に気に入りました。
老夫婦2人だけで、細々とやっているお店です。
(お店自体も、コンパクトでした。)
ご主人は、寡黙でいかにも料理人(職人)と言った雰囲気の方です。
あと何年このお店が営業していられるかと言う、不安を感じました。
(跡継ぎがいないようで、近い将来、「絶滅メシ」になることは確実です。)
ちょっと寂しさを感じます。
そして、より一層、美味しさを噛みしめました。
(とても良心的で、素晴らしい味のロースカツ定食です。)
この味は残してほしいけど、お年寄りには無理して欲しくないと言う複雑な思いです。
「少子高齢化」が問題と言われますが、その波は確実に近寄って来ているのでしょう。
遠藤雅信