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交渉力

  • masa-en
  • 2021年10月22日
  • 読了時間: 2分

2021年10月22日(金)

今は、主にTVのワイドショー(情報番組)を主な活動の場としている、辛口コメンテーターで弁護士の橋下徹さん。

かつては、大阪府知事・大阪市長となり、地方自治の改革等で辣腕(らつわん)を振るっていた時期もありました。

(300%出ることはないと、迷言をはいた上で立候補した経緯は、今でも記憶に残っています。)

また、「維新の会」と言う政党も立ち上げ、将来は国政に打って出るのかと思っていたら、意外な程の早さで政界を引退してしまいました。

そんな彼が、知事や市長時代に持っていた指針(基本的な考え方)をまとめたのが、この「交渉力」と言う本です。

交渉力は、2020年(令和2年)3月に発刊されました。

発刊元は、PHP研究所です。

私は、これを紙の本ではなく、Kindleと言う電子書籍で購入して読みました。

本は場所を取るので、できるだけ電子書籍の方がいいかと考えたのです。

(SDGsへも協力できますし。)

更に、新刊本も、電子書籍なら若干安く購入することができたのです。

電子書籍は、注文してすぐ、データ(情報)として入手できるので、まさに文明の利器と言うか、実に画期的な仕組みだと思います。

本を読んで感じたことは、交渉を行うに当たっては、相手にもある程度のメリット(納得性)を与えるのが大切と言うことです。

自分の主張を通す為に、10対0をゴールに相手を論破するのではなく、こちらも譲歩しながら、自分の方がより有利な結論に導くのが、真に頭のいい人が取るべきやり方です。

よく、「Win & Win」と言う表現を使いますが、相手のWinよりも、より大きなWinを獲得するのが、差し当たって目指すべきゴールなのでしょう。

しかも、それを巧妙に行えば、相手側は自分の主張が通り、まるで勝利したかのように、喜んで握手をするのです。

さすが、長年、弁護士を生業(なりわい)としてきた人は違うなと思いました。

とても参考になりました。

    遠藤雅信

 
 
 

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