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青森県で、パンと言えば「工藤パン」


2021年10月9日(土)

「工藤パン」は、青森県内では最も知名度が高い会社(パン屋のチェーン店)の1つです。

この「工藤パン」は、1932年(昭和7年)、青森県むつ市で創業されました。

(今は、青森市に本社があります。)

創業者は、工藤半兵衛と言う方です。

但し、この会社を知っているのは、青森県人のみと言われています。

青森県内にしか、直営店舗がないからです。

「工藤パン」は、地元(青森県)では、通常、「くどぱん」と呼ばれています。

(「くどパン」は、一種の愛称です。)

青森県人の多くは、全国各地にも、この「くどぱん」のお店があると信じていて、県外に行き、青森限定であることを知るとビックリするそうです。

(こう言うのは、「地方あるある」で、よくあるケースと言えるでしょう。)

(私個人も、子供の頃、神奈川県の横浜市に住んでいて、全国に「崎陽軒」のお店があると思っていました。)

たまたま、千葉県内のスーパー(「マルエツ」)で、この「工藤パン」の主力商品、シベリアが売られているのを見つけました。

直営の店舗はないのですが、商品だけが流通してきたのでしょう。

会社名に懐かしさを覚え、即座に購入しました。

シベリアは、餡子をカステラで挟んだ菓子パンです。 和風の餡子(あんこ)と、洋風のカステラを合わせた、和洋折衷商品と言えます。 (所謂、「いいとこ取り」でしょうか?) 1パックの中に、4切、入っていました。

「昭和」の時代を感じる、とても懐かしい菓子パンでした。

「工藤パン」の商品では、実は、シベリアよりも、イギリストーストと言う商品の方が、馴染みがあります。 イギリストーストは、トーストにバターとグラニュー糖を加えた、素朴な商品です。 時代から取り残されたような、昔ながらのパン屋さんと言えますが、そんな点も、「くどパン」ならではの良さだと思います。     遠藤雅信

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