2021年6月12日(土)
千葉県の松戸と新津田沼をつなぐ、新京成線の駅の1つに、鎌ケ谷大仏と言うのがあります。
どんな大仏があるのかと思い、途中下車してみたことがあります。 鎌ヶ谷市は、かつて、木下(きおろし)街道の宿場町として、とても栄えていました、 (今は、プロ野球球団「日本ハムファイターズ」の、二軍練習場と選手寮があることで有名です。) (ダルビッシュや大谷翔平も、入団直後はこの選手寮に入っていました。) 鎌ヶ谷大仏駅から、しばらく歩いた所に「鎌ヶ谷大仏」がありす。 (駅名の由来になっている名所です。)
ただし、この大仏は、なんと高さが1.8メートルしかありません。 たかが1.8メートル、されど1.8メートルでしょうか? よくぞ、大仏と名付けたと呆れてしまいました。
「鎌ケ谷大仏」が作られたのは、1776年(安永5年)だそうです。 当時の豪商の1人だった、大国屋(福田)文右衛門という人が、私財を投じ建立したのだそうです。 「鎌ヶ谷大仏」の像は、座禅を組んでいるので、立ち上がると1,8メートルよりは高くなるのでしょう。 でも、誰が、なぜ、これを大仏と呼んだのか、とても不思議な感じがします。 (小仏とは、呼びづらかったのでしょうが。) 奈良や鎌倉の大仏と比較すると、すいぶんコンパクトと言えます。 (比較にもなりません。) それでも、この「鎌ヶ谷大仏」は、多くの鎌ヶ谷市民から愛されている存在のようです。 (近くには、大仏にちなんだ名前をつけたお店が、いくつかありました。) この大仏をきっかけに、地元の気持が、一つになっていると改めて感じました。 「百聞は一見にしかず」と言いますので、是非、物珍しさ半分でも見るべきだと思います。 遠藤雅信
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