2024年6月9日(日)
6月の初めは、毎年、紫陽花(あじさい)の花が満開を迎える季節です。
梅雨のうっとおしさが続く毎日ですが、そんな中で紫陽花の花を見るとホッとします。
自然の見事な造形美と言うか、本当に均整が取れていて、なおかつ鮮やかな色合いです。
そして、どうして紫陽花は、皆、違ったような花なんだろうと思います。
人間の顔にそれぞれが特徴的があるように、紫陽花もまた、一花一花が個性的なように感じられました。
紫陽花には、ガクアジサイとハナアジサイがあって、大きく分かれるのだそうです。
そんな学術的なこととは関係なく、とにかく美しいのが紫陽花です。
色も、赤みの強い紫から青っぽい紫、白等、様々な種類があります。
(一般的な花は、色の種類も少なく、何よりも形は画一的と言えます。)
紫陽花の花は、「私の美しさを見て」と訴えてくるようです。
一年の間で、この時期しか見られないのも、稀少性と言う価値があると思います。
先日は、花びらが星形のように見える紫陽花を発見しました。
(それは、ガクなのか花びらなのか、よくわかりませんでしたが。)
つい、しばらく立ち止まって、観賞してしまいました。
何事も、自然の作り出す物については、無限の可能性を秘めていると思わざるをえません。
(大自然に較べれば、人間はなんてちっぽけな存在なのでしょう。)
しばらく、紫陽花を楽しめる時期がやってきたことで、心がやや前向きになったと感じました。
(シャッターを切る楽しみも、増えそうです。)
遠藤雅信
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