2021年5月4日(火祝)
私は、大学を卒業してすぐに、定期入社で百貨店の三越に就職しました。
(1981年・昭和56年のことです)
百貨店業界には子供の頃から馴染みがあったし、成長産業の一つであると考えたからです。
(子供の頃、デパートに連れて行ってもらうのが本当に楽しみでした。)
日本の消費の大部分を占め、情報発信の面でも活発だったのが、当時の百貨店業界の状況でした。
昨今は、ネット販売等の非店舗型の販売が主流を占めるようになり、「百貨店、大丈夫なのか?」と言う声もよく聞かれます。
産業(消費)の主軸が変わりつつあることは、確実に感じられます。
かつての銀行業界の流れがそうだったように、三越も伊勢丹との経営統合を余儀なくされ、今は暖簾(のれん)として、三越・伊勢丹のそれぞれの店名は残っていますが、運営しているのは、三越伊勢丹ホールディングスと言う会社です。
今は、百貨店業を離れ(定年で退職しました)ておりますが、いろんなことを学ばせていただいたのが百貨店業界であり、業界ならではの課題等も充分に熟知しているつもりです。
(そう言う意味では、かつての勤務先にもエールを送りたいです。)
今後、機会があれば、百貨店(都市店舗・地方店舗の両方を経験しています)についての話もしていきたいなと考えています。
遠藤雅信
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