2021年9月2日(木)
名古屋を代表するグルメ・メニューの1つに、台湾ラーメンがあります。 ニラや唐辛子をたっぷり使った、激辛のミンチが乗ったラーメンです。 名古屋にある台湾料理屋「味仙」が、発祥の店だそうです。 そして、この台湾ラーメンを、更に進化させた料理が台湾カレーと言えます。
台湾カレーの店は、「麺屋はなび」のグループ会社、「元祖台湾カレー」がチェーン店として展開しています。
(「麺屋はなび」は、台湾ラーメンをヒントに、台湾まぜそばと言う新メニューを開発し他お店です。)
(「麺派はなび」は、東京の新宿にも支店を出していて、個人的には何度も食べたことがあります。)
この台湾カレー、最近、マスコミ等でも取り上げられることが多く、とても気になっていたので、名古屋に出張で行った際に、足を伸ばして寄ってきました。 場所は、名古屋の中心地、栄からは少し離れた千種と言う駅の近くです。 (千種駅は、JRと地下鉄東山線の両方があります。) お店の外観は、黒と黄色をメインにしていて、遠くからでも、とても目立っていました。 「台湾カレー」と書かれた、幟(のぼり)が立っています。 店内に入り、ロースカツ台湾カレーを注文しました。 注文を受けてから、カツを揚げてくれるので、待機の時間がしばらく続きます。
出てきたときは、本当に嬉しかったです。
台湾まぜそばと、見た目は似ています。
見るからに食欲をそそる感じでした。 カレーのルーの下には、ピリ辛の台湾ミンチが潜んでいます。 カレーの辛さと台湾ミンチの辛さが、うまく組み合わさり、とても奥深い味わいです。 (どちらも、ガチンコと言う感じです。) コクがあって、実にいい味です。 お店の人が言うには、カレーのルーを作る際、水は殆ど加えていないそうです。 (野菜から出る水分だけで煮込んでいるのです。) その為、より一層、味が凝縮されているように感じられました。 とても美味しかったです。
途中で、玉子の黄身を割るとまろやかさが広がり、美味しさが更に増します。 台湾まぜそばもいいですが、台湾カレーもなかなかいいなと言う印象です。
新しい物を、どんどん積極的に取り入れていくのが名古屋文化の特徴の1つだと、改めて思いました。 遠藤雅信
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