
2021年6月15日(火)
「勝烈庵(かつれつあん)」の創業は1926年(昭和元年)。
本店は、横浜市(神奈川県)の中区にあります。
(馬車道という場所で、伊勢佐木町の近くです。)
横浜市内に支店がいくつもあり、特に横浜市民にとっては、昔から馴染みの深いお店と言えます。
しかも、高級店ではなく、割とカジュアルな印象です。
私も横浜市(中区)で育ったので、「勝烈庵」には。とても懐かしさを覚えます。
そして、横浜に行くと、ついつい名物のロースカツを食べたくなります
先日、横浜に行ったので、相鉄ジョイナス(B1F)の支店に寄ってみました。
「勝烈庵」の特徴は、何と言っても、ドロッとした感じのソースです。 オリジナルで調合したソースで、野菜や果物をじっくり煮込んで作っています。 その分、とても濃厚で奥深い美味しさと言えます。 (このソースだけで、白飯が食べられそうです。) ロースカツもサクッと揚がっていて、実にいい食感です。
しじみの味噌汁は、赤だし風味で、割と濃い味付けでした。 キャベツとご飯は、おかわり自由です。 こう言うサービスも、気が利いていると思います。
お店の暖簾に使われている「勝烈庵」の文字は、津軽(青森県)の生んだ芸術家、棟方志功が描いたものです。
(持ち帰り用の包装紙や店内に置いてあるパンフレット等にも、棟方志功の画が使われていました。) なにか、縁があるのかも知れません。
老舗ならではの落ち着いた雰囲気で、味も最高です。
まさに、横浜を代表する老舗名店であることは間違いありません。
伝統っていいものだなと、改めて思いました。
遠藤雅信
Commenti