2021年5月21日(金)
早稲田に、「メルシー」と言うラーメン屋があります。 (近くに早稲田大学があり、学生街の一画です。)
(地下鉄・東西線の早稲田駅を降りてすぐの所にあります。) ちょっとお洒落な店名なので、中華料理を出す店には思えません。 もともとは、喫茶店だったそうです。 その為、店の看板には「軽食・喫茶」と書いてあります。 オムライス等、ラーメン以外のメニューも扱ってはいます。 でも、この店に来て、ラーメンを頼まない客はいないでしょう。 それほど、ラーメン屋としての地位を確立している店なのです。 長い歴史を持つ店で、私が早稲田の学生だった40年以上前からありました。 早稲田大学のOBの方であれば、誰もが知っている店です。
(絶対に、1回は行っていると思います。) 社会人になってからも、懐かしさから、背広姿で訪れるサラリーマンもよく見かけます。
まさに、青春を思い出す味と言えます。 昔から値段も安く、学生にはありがたいお店でした。 テーブルの上には、「GABAN」(ブラックペパー)が大きな缶のまま置いてあります。
とても家庭的な雰囲気のお店でした。 学生の時は、大抵は1番安いラーメンを頼みましたが、ちょっとお金に余裕のある時には、タンメンかヤサイラーメンにしました。 ちょっとだけ高い、もやしそばと言うのもありました。 具はシンプルですが、なぜか癖になる漢字のラーメンでした。 独特な味わいの、コクの深いスープが特徴的です。 (ホタテのダシが使われていると、聞いたことがあります。)
卒業して年が経った今でも、時々、無性に食べたくなります。
何でもできる、何にでもなれる気でいた、元気な学生時代がとても懐かしいです。
遠藤雅信
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