2022年8月10日(水)
日本橋人形町の交差点からすぐ近くの場所に、歴史を感じる老舗の刃物屋「うぶけや」があります。
創業は、天明三年(1783年)です。 歴史と伝統が、ぎっしりと詰まっている印象でした。
こじんまりとしたお店ですが、一種のオーラを感じます。
それこそが、伝統と「こだわり」が作り上げる技なのでしょう。
このように書くと、とても敷居の高い店のように感じます。 でも、日用品を扱っているので、親しみやすさが特徴で、比較的入りやすい店と言えます。 店内には、鋏(はさみ)や包丁、爪切り等の刃物類が、所狭しと並んでいます。 (昔ながらの、「座売り」形式でした。) 一言に刃物と言っても、いろんな種類があるものです。
今回は、お目当ての商品「毛抜き」を買いました。
職人の技と言うか、挟む部分がピッタリと隙間なく合わさる優れ物でした。
(ちょっと、「毛抜き」にしては高価でしたが。) 使い勝手は、本当に抜群です。
まさに、最高級品質の「毛抜き」でした。 老舗ならではの逸品を買うことができ、とても嬉しく感じました。
遠藤雅信
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