2022年12月8日(木)
新宿区の余丁町(よちょうまち)に、長い歴史を誇る「厳島神社」と言う神社があります。
(創建は、1086年だそうです。)
かつて、源義家が、奥州平定に出向く際この地に野営し、期待通りの戦果を上げることができたことに感謝して、この神社を建立したそうです。
そして、「厳島神社」と名付けられたのは、安芸(今の広島県)にある神社からの分霊(ぶんれい)を受けているからです。
しかし、この神社を「厳島神社」と呼ぶ人は殆どいません。
大抵は、抜弁天と言う通り名の方が多く使われているのです。
(抜弁天は、地名のようになっています。)
抜弁天の由来は、参道が南北に通り抜けできる構造になっているからです。
この抜弁天ですが、徳川綱吉の時代に「生類憐れみの令」が出された際に、幕府により多数の犬小屋が付近に作られたそうです。
まさに、歴史とともに歩んでいるなという印象を覚えました。
(東京には、こう言う歴史を刻む施設がいくつも残っています。)
たまたま通りがかった抜弁天ですが、「知れば知るほど」と言う感じです。
少し、歴史に興味を惹かれました。
遠藤雅信
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