
2022年12月27日(火)
夏目漱石(本名は夏目金之助)は、明治・大正時代に活躍した文豪の1人です。 (誰もが知る、日本を代表する作家と言えるでしょう。)
彼自身が、英語の教師として愛媛県松山市に赴任した時の経験から書かれた、私小説的な作品「坊っちゃん」は、代表作の1つです。
(他にも、教科書に載るような名作をたくさん書いていますが。)
夏目漱石は1867年の生まれで、亡くなったのは1916年でした。
(なんと、49歳と言う若さでの他界です。)
太く短く生きたと、言うべきでしょうか?
彼が生まれたのは、現在の早稲田大学の近くで、新宿区の喜久井町と言う所だそうです。
生家の夏目家は、この地区での名家で、その名にちなんで「夏目坂」と言う地名も残っています。
現在、実家跡には、「夏目漱石誕生之地」と言う碑が建てられていました。
でも、残念ながら、そのことを示す案内板があるだけで、そんな文豪に関する記念碑とは思えないほどの寂しさです。
私も、たまたま通りがかり、この碑を見つけたので、あまり碑の存在は知られてはいないように感じました。
そして、せっかくなので、しばらくの間、碑の前で立ち止まり、文豪の在りし日の姿を偲びました。
遠藤雅信
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