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政界ヤクザ


2021年11月14日(日)

ヤクザや暴力団、右翼、総会屋等、所謂「反社」と呼ばれる人たちと、実は政治家が裏でつながっていることを解説してくれる本です。

著者は一橋文哉さんと言うジャーナリストで、2020年(令和2年)に角川文庫から発刊しています。

出版されたのが、比較的新しい本と言えます。

とても危険な内容が書かれている為、著者名はペンネームで、詳しい個人情報は公開していないようです。

特定の1人ではなくて、何人かのグループによって書かれているという説もあります。

私は、「政界ヤクザ」と言うタイトルに興味を惹かれ、kindle版で購入しました。

そもそも、日本(大日本帝国)が、中国への侵略戦争を仕掛けた頃から、黒い人脈と政治との結びつきは切っても切れない物だったそうです。

この事実には、本当にビックリでした。

この本の中では、いろんな事件や、それに絡む大物右翼、フィクサー、政商とか呼ばれる人たちが実名で登場しますが、改めて、影の歴史があったんだなぁと考えさせられました。

ロッキード事件が世の中を騒がえていた時は、まだ子供か学生(10代)だったので、あまり詳しい事情については、よく理解していませんでした。

それでも、小佐野賢治・児玉誉士夫と言った名前は、記憶の中に残っています。

また、ホテルジュージャパンの火災の時には、大悪人として、横井英樹という人物が告発されました。

彼らは、代表的な「政界ヤクザ」として、本の中で紹介されています。

特に、戦後の日本では、実に多くの「黒い人物」が、政治との関わりを密着にしながら、活動してきたそうです。

歴代の総理大臣も、殆どがそうした連中とズブズブの関係でした。

(「持ちつ持たれつ」もしくは「Win&Win」の関係でしょうか?)

いかに多額の税金が、彼らの手によって、裏側で着手や横流しされたりして来たことでしょう。

そして、「陰の実力者」たちは、現代の今となっても存在し、政治に何らかの影響を与えていると著者は暗示しています。

安倍前首相の事務所が、「桜を見る会」の招待者リストを、既に廃棄したとか言って、公にしようとしないのは、そのリスト中に、こうした「影の人物」の名前があるからだそうです。

政治の世界、けしてきれい事だけでは済まないのでしょう。

「裏稼業」とか「社会の必要悪」と言われますが、そうした仕事に携わる人は必ずいると思います。

現に、選挙の際には、地元(選挙区)に密着したヤクザのメンバーが、暗躍しています。

(彼らを使えば、競争相手のネガティブキャンペーンを張るなど、朝飯前です。)

総会屋も、まだまだ完全に撲滅されてはいません。

そう言えば、よく「クリーンな政治」と言う言葉が、よく使われます。

政治がクリーンであれば、あえて、そのようなことは言わなくてもいいとは思うのですが、なかなか「黒い連中」との縁が切れない為に、選挙の度に。この言葉が繰り返し使われるのでしょう。

本当に難しい問題です。

今後は、当たり前のことが普通に行われる、言わばガラス張りの政治の世界であって欲しいと心から願うばかりです。

     遠藤雅信

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