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成田山新勝寺表参道の歌舞伎像

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2021年6月8日(火)

成田山新勝寺(開山は940年)は、千葉県では最も有名な寺院です。 長い歴史を誇り、なおかつ広い境内や歴史的な建造物を多く抱える一大観光地です。

JR成田駅及び京成本線の成田駅近くから新勝寺の本堂までは、表参道が続きます。

(参道沿いには、名物の鰻料理の専門店や、歴史を感じる名産品を扱う店が沢山並んでいます。)

(甘いお菓子類を買って、食べ歩きするにも最適です。)

(和菓子の「なごみの米屋」本店も、この参道沿いにあります。)

この表参道の入口(駅側)には、歌舞伎をイメージした像(モニュメント)が建っています。

「鏡獅子」と言う歌舞伎の演目を表現しているそうです。

歌舞伎役者の世界では、「成田屋」と呼ばれる一門があります。

歌舞伎界をリードする名跡の内、市川團十郎、市川海老蔵等が、この一門に属しています。 (まさに、歌舞伎界の王道・メインストリートと言えるでしょう。)

そして、「成田屋」こと市川一門が、この成田山新勝寺とつながっています。

と言うのは、初代の市川團十郎の父で、堀越重蔵と言う人の出身地が、成田山新勝寺の近くだったそうです。 (このことから、「成田屋」と呼ばれるようになりました。)

「鏡獅子」を表現した歌舞伎像は、歌舞伎の持つ力強さを表現していて、なおかつ日本の伝統である優美さ・華麗さが感じられます。

とてもよくできた像だと思います。

意識して眺めると、益々、優雅さが心に響いてきます。

(「クール・ジャパン」の象徴とも言えます。)

「成田屋」、そして歌舞伎には、成田山新勝寺とは切っても切れないほどの縁(ゆかり)があると、改めて感じました。

   遠藤雅信

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