2023年5月23日(火)
日本における自然の特徴点として、四季が挙げられます。
春夏秋冬、それぞれの情緒を楽しむのが、日本人の本質であり、日本文化だと思います。
伝統的な和菓子の世界にも、まさに、このことは当てはまります。
千葉県野田市に本社のある「明日香」と言う会社が製造元の、あじさい道明寺・葛饅頭詰合せを買いました。
2種類の和菓子が2個ずつで、合計4個入っています。
2種類とも、上品なこしあんを使っていました。
あじさい道明寺は、桜の季節に食べる道明寺(主に関西では桜餅と呼ばれる)に似ていますが、外見が明らかに違っていて、あじさい(紫陽花)の花の形をしています。
(使っている材料は、桜の道明寺と同じと思われます。)
葛饅頭は、チュルンとした食感に涼しさが感じられます。
どちらも、とても美味しかったです。
そして、季節感を強く感じました。
春から夏にかけての、初夏という季節を的確に捉えた和菓子です。
食文化における、「クール・ジャパン」だと感じました。
とても清々しく、満足感で一杯になりました。
遠藤雅信
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