2021年8月29日(日)
大阪には、キタとミナミと言う、2つの大きな繁華街があります。 (他にも、繁華街はあるのでしょうが。)
(大阪には住んだことがないので、あまり土地勘はありません。) 同じ繁華街でも、キタとミナミでは、それぞれ空気が異なるような気がします。 なんとなくですが、キタの方がちょっと気取っているように感じます。 そして、ミナミの方がより庶民的(大衆的)な印象を覚えました。 東京で言えば、キタが銀座で、ミナミが新宿と言うイメージでしょうか?
(勝手な感想ですが。)
ミナミの中心にあるのは、南海電鉄の難波駅です。
とても大きな建物のターミナルです。
建物の大半は、大阪タカシマヤが売場として使用しています。
建物自体の所有者は、高島屋なのか南海電鉄なのかはよくわかりません。 (多分、南海電鉄がオーナーなのでしょう?) 1階部分は、殆ど駅の施設です。
そして、それ以外の、地下1階~9階が大阪タカシマヤです。 東京の新宿や日本橋にも、高島屋がありますが、ここの高島屋は別格のようです。 規模が大きく、格式の高さを感じました。 難波駅から、なんば南海通へ向かうと、「なんばグランド花月」と言う、大きな劇場があります。 大阪の大衆芸能(お笑い)を支えている、よしもと(吉本興業)のメイン劇場です。 ここでは、漫才や吉本新喜劇等が毎日行われ、周辺もとても賑わっています。
(東京で言えば、浅草のような雰囲気でしょうか?) また、「なんばグランド花月」と道路を隔てたドンキホーテの中に、「よしもと漫才劇場」と言う施設もあります。 こちらは、やや小さめ(300人が定員)の劇場で、主に若手の漫才を中心に興業をしています。 若手とは言っても、よしもとの場合は層が厚いので、相当、達者な芸人と出演します。 まさに、芸人が芸人を育てると言うか、厳しい競争があるからこそ、面白い芸人が生まれるのでしょう。 (大阪のお笑いは、本当にテンポがよく、笑いが途切れません。)
(これでもかという風に、ギャグを連発するのが特徴です。) 食べ物だけでなく、大阪は大衆芸能(お笑い)でも奥深いことを、改めて確認させられました。
遠藤雅信
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