2021年8月21日(土)
「通天閣」には、大阪(なにわ)独特の文化が凝縮しています。
まさに、「ザ・大阪」と言うイメージです。
展望台では、「ビリケンさま」と言う、神様をお祭りしています。
この「ビリケンさま」の像は触ることができ、「足の裏を手で撫でると幸運が訪れる」と言われています。
「ビリケンさま」は、通天閣の公式キャラクターも務めているそうです。
展望台からの帰りに立ち寄る2階には、「キン肉マンミュージアム」と言う施設があります。
「キン肉マン」が初めて世に出たのは、1979年(昭和54年)でした。
最初は、漫画週刊誌「ジャンプ」(集英社が発行元)の連載です。 その後、TVでアニメ化されて,子供達に大人気のヒーローとなりました。
とてもユニークで、破天荒なキャラクターだと思います。 作者は、ゆでたまごと言うペンネームで活躍する、2人の男性漫画家(嶋田隆司さんと中井義則さん)です。
実は、お2人とも大阪出身で、この「通天閣」界隈とは深いつながりがあるそうです。
同じく、「通天閣」の内部には、大阪の代表的な企業である、グリコや森永、日清食品のキャラクターショップがあります。
なんだか、ここに来るだけで、大阪の文化が全てわかると言う印象です。
コテコテでディープな文化です。
基本的に、「商人の街」「平民の街」なので、分け隔てや差別のようなものはなく、オープンな文化だと思います。
大阪人は、楽天的でラテン民族のようだと言う識者もいます。
とにかく、元気はあるなぁと感じます。
「通天閣」では、お土産品のショップも充実しています。
(大阪と言えば、食べ物関係のお土産がベストです。)
「昭和」の懐かしさもあり、とても素敵な観光地です。
遠藤雅信
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