2021年9月1日(水)
名古屋(愛知県)には、独特の食文化があると思います。
昔から、東京(江戸)と大阪(なにわ)の中間地点にあったことから、それぞれの文化をいいとこ取りし、より進化した文化を生み出して来たと言う背景があります。
また、名古屋人の気風として、創意工夫に優れた所もあるのだと思います。
かつて、織田信長は、当時稀少であった武器の火縄銃を大量に取り入れ、無敵と言われた武田騎馬軍団を、「長篠の戦い」で打ち破りました。
食文化においても、既成概念にとらわれず、どんどん新しい物(グルメ)を考案してきたのでしょう。
きしめんや味噌煮込みうどん、味噌カツ等は、名古屋発祥のグルメとして、全国的にも有名と言えます。 そのような独特な名古屋グルメの1つ、あんかけスパゲティを、発祥の店と言われる、「そーれ」で食べたことがあります。
ちょうど、出張で名古屋にいた2017年(平成29年)のことです。
(お店の場所がわかりづらかったので、出張先の人に連れて行ってもらいました。) 街の中心部である、栄からはやや離れた場所に、「そーれ」はありました。
あんかけというのは、本当に独特な風味です。 もっとくどい感じなのかと思っていたら、意外にも、とてもスッキリした味わいでした。 初めて食べたのですが、実に美味しかったです。 (結構、気に入りました。)
食べていると、益々好きになっていくようです。 本当に、名古屋の食文化は斬新で、なおかつ奥が深いです。 遠藤雅信
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