
2021年5月25日(火)
私は、1981年(昭和56年)に大学を卒業し、定期入社で某老舗百貨店に就職しました。 (就職先の当時の会社名は「三越」ですが、今は、経営統合もあり「三越伊勢丹」に変更されています。)
そして、定年の年齢である60歳を迎えた為、2017年11月末日付で定年退職しました。
思えば、長きにわたるサラリーマン生活でした。
勤務先(部署)は何度か変わりましたが、結局、流通業界(小売業)にどっぷり漬かっていたと言えます。 (ちょっと、飽きが来た気もします。) 定年を間近にして、2017年の10月に、同期入社の仲間が同期会を開いてくれました。
三越は、何度か希望退職を募っていた時期がありますので、定年を前に、既に会社を離れた仲間も数多くいます。 そんなメンバーも、たくさん集まってくれました。
そして、私及び同時期に定年退職を迎える者の、新たな旅立ちを、祝ってくれました。 (他のメンバーが定年退職を迎えた際にも、同期会を開き祝ってきたので、お互い様と言う訳ですが。)
まだ、社会に出て初々しい頃に、ともに苦労した仲間との交流は本当にいいものです。 年はとりましたが、話していると昔の自分に戻れる気がしました。
ただ、集まるだけでは面白くないので、この日は、定年退職者たちがそれぞれ過ごしてきた「三越人生」を発表し合うと言う企画もありました。 定年を区切りとして、これまでやってきたことを振り返り、発表すると言うのは実に貴重な経験となりました。
ただ、残念だった点もありました。 それは、酒を飲みながらの発表なので、なかなか静かに聞くと言うことができなかったという点です。 でも、そんな中でも、和気藹々と楽しい会は終了し、いい想い出になりました。
これからの人生においても、この結びつきは続いていくし、とても大事な関係だと改めて思いました。
いただいた記念品は、激励のメッセージを刻んだ、お洒落なショットグラスでした。
遠藤雅信
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