2022年1月22日(土)
「入院あるある」の1つでしょうが、病室が決まり入院となると、入院患者は、必ず、本人確認用のリストバンドを付けさせられます。 入院手続きの際「診察券」は病院側に取り上げられ、その代わりとして渡されるのが、このリストバンドです。
全ての治療・診療・投薬等の手続き(確認)では、この本人確認用のリストバンドを使われます。 まるで、サウナかスーパー銭湯の精算システムのようでもあります。 まさに、そこ(リストバンド)に書かれているのは、バーコード化された管理番号です。
そして、本人確認用のリストバンドは、お洒落なブレスレット、もしくはアクセサリーや単なる精算ツール(手段)と言うよりも、「手錠」に近い意味合いだと感じられます。
病院側が、患者をきちっと管理して取り扱いますと言う意思が込められています。 患者側としては、このことに対し全くの無抵抗と言えます。 (最近は、「患者満足度」は病院経営の重要な要素とはされていますが。)
早く、このバンドをスパッと切って、シャバに出たいと熱望します。
退院となり、このリストバンドをスパッと切った時の開放感は、まるで雪深い土地で暮らす人たちにとって、長い間待っていた「春」を迎えるような気持ちではないでしょうか?
本当に、感激します。
遠藤雅信
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