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京成本線・志津駅近くの「遭難者追悼の碑」

  • masa-en
  • 2021年7月26日
  • 読了時間: 2分

2021年7月26日(月)

私が、普段よく利用している最寄り駅、京成本線・志津駅の近くで、古びた碑を見つけました。

とても由緒ありげな歴史を感じる碑で、「遭難者追悼の碑」と言う文字が刻まれています。 季節の花が手向けられ、地元の人から大事にされていることが伝わってきました。 正確な場所は、佐倉市の施設「志津市民プラザ」(佐倉市上志津1672-7)の駐車場出入り口のすぐ近くです。 京成電車の、踏切の近くでもあります。

こんな山中でもない平地で、なんで「遭難者」なんだろうと不思議に思いました。 家に帰りネットで調べてみると、どうやら京成電車に関係があるようでした。 はるか昔、京成電車は、本当に田舎の中を走っていました。 (今でも、充分、田舎ですが。) 特に、この踏切の辺りは本当に辺鄙で、草が鬱蒼と生い茂っていたそうです。 見通しの悪さから、電車が近づいているのに気付かず、多くの人が電車に巻き込まれ、亡くなったそうです。 そうした方々と、一般的な「遭難者」の両方を追悼する為に、この「遭難者追悼の碑」が建てられました。 建てたのは、東昌吉さん・りよさんの、ご夫婦だそうです。 (昭和28年7月のことでした。) 家の近所であっても、調べてみると、様々な知られざるエピソードがあるものです。 歴史の神秘の一端を知ったような気がして、とても新鮮な気分になりました。

    遠藤雅信

 
 
 

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