2024年6月5日(水)
森永キャラメル・ハイソフトが、初めて発売されたのは1969年・昭和44年だそうだ。
間違いなく、「森永製菓」を代表するロングセラー商品の1つです。
個人的に、昭和44年と言えば、ちょうど中学1年生の頃に当たり、多感な思春期の始まりの時期でもありました。
その後、何となく気にせずに過ごしてきたのですが、たまたま、スーパーの菓子コーナーで、このお菓子を見かけた時,「まだ売っていたのか!懐かしい!」と、心の底から思ってしまいました。
(まさに、驚きの声を上げたくなる程の衝撃でした。)
当時、キャラメルと言えば、暑さに弱くすぐベトベトになったり、日が経つと固くなったりする粗悪なお菓子でした。
そんな中に、すごい物が現れてきたなと言う感じでした。
(包み紙に貼り付かないというのは、本当に画期的です。)
見た目の印象からしても、とてもお洒落でした。
そして、いつまでもソフトで上品な味わいは、当時憧れの「大人の世界」にも通じるものがありました。
子供にとっては高級なお菓子で、ワンランク上の甘さだったと記憶に残っています。
そんなハイソフトが、突然、目の前に現れたのです。
もう大人なので、好きなだけ、何個でも買うことができます。
(とりあえず、買ったのは1個だけでしたが。)
その価格は、当時の思い出に較べると、メチャメチャ安いように感じられました。
久しぶりに味わったハイソフトは、とても美味しかったです。
これまで、途切れることなく生産・販売してくれていた「森永製菓」さんには、感謝の気持ちしかありません。
世の中、レトロブームとも言われていますが、個人的に本当に懐かしかったです。
遠藤雅信
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