2021年6月13日(月) 回転寿司のお店はいくつかありますが、1番よく利用するのは「はま寿司」です。
(「はま寿司」は、ゼンショーが運営する回転寿司チェーン店です。)
最近の回転寿司店は、寿司だけを提供するのではなく、ラーメンやうどんと言った麺類、フライドポテト等のおつまみ、ケーキ・プリン等のデザートまで、多岐に亘る品揃えが特徴です。
一方では、ネタに徹底的にこだわる、本格的な回転寿司屋さんも存在します。
でも、圧倒的な支持を受けているのは前者の方で、特にこういう店では、ファミリー顧客の取り込みに成功しています。
言わば、やや大衆迎合型の回転寿司(チェーン店)ではないかなと思います。
「はま寿司」を、どちらかに分類すると、大衆迎合型と言うことができます。
とにかく、値段は安いと感じます。
それでいながら、品質にも信頼感があります。
(大量仕入と言う、チェーン店ならではのスケールメリットを活用しているのでしょう。)
また、常に、新しい商品にスポットライトを当て、各種のフェア等を開催しているのも楽しみです。
そんな理由もあり、自宅近くの「はま寿司」(佐倉市下志津店)は、よく利用する店の1つです。
このお店の入口では、店員の1人としてペッパー君が働いています。
このペッパー君は、ちゃんと「はま寿司」のユニフォーム(制服)を着ています。 店内に入ると、先ずは、ペッパー君が明るく元気な声で挨拶してくれます。
以前(ペッパー君導入前)は、従業員の1ポストとして、店入口での案内係がいました。
でも、この案内係の人が会計(精算)等の他の業務をやっていると、誰からの挨拶がないケースもありました。
今は、ペッパー君が、しっかりと抜けることなく、このポスト(案内係)を守っています。
そして、席の希望(カウンターかテーブルか)を確認し、テキパキと案内をしてくれます。
単なる、マスコットとしてのロボットではなく、ちゃんと1名分の仕事をしているのが、本当にすごいと思います。
(アルバイトの1ポストを完全に埋めています。)
ペッパー君はロボットなので、休日や休憩もとらないし、文句一つ言うこともありません。 賄(まかな)いの食事も食べません。 (たまに。充電は必要なのでしょうが。)
そして、時給は基本的に0円です。 店を運営する側にとっては、これほど貴重な戦力はないと言えるでしょう。
おまけに、ペッパー君はロボットなので、常に同じレベルでのサービスを提供してくれます。
そこもまた、いいと思います。
人間同士のように、聞き違いや言い間違い等は発生しません。
常に、安定したサービスをしてくれるのが素晴らしいです。
これからは、益々、ペッパー君のような接客ロボットが活躍する時代が来るのでしょうか? 高度な相談を要するような対応以外は、ロボットで代行できるとも考えられます。 まるで、人間とロボットが共存する、鉄腕アトムの世界のようだなとも思えます。 医療や介護の世界では、既にロボットは、かなりの戦力として使われているそうです。 もっと先だと思っていましたが、ロボットを街のあちこちで見かけ、AI機能を持つロボットが、人間の良きパートナーとして存在する社会の到来は、意外と間近いのかもしれません。
遠藤雅信
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