2023年11月11日(土)
JR新橋駅の駅前には、線路を挟み、新橋駅前ビル(1号館・2号館)とニュー新橋ビルと言う、昔ながらの施設(大型ビル)があります。
どちらも年季を重ねた建物で、レトロ感一杯です。
(まさに、「昭和」の匂いがプンプンするようです。)
新橋駅前ビルが竣工したのは1966年(昭和41年)で、ニュー新橋ビルの方は1971年(昭和46年)だそうです。
当時としては、巨大で、利便性や話題性が高く、最先端のビル(今の言葉で言えば、オフィス機能と商業施設が併存する複合型商業施設)だったのでしょう。 最近は、老朽化が顕著なことと、駅前の一等地という魅力ある環境が注目され、建て替えプランがあるようですが、今の所は、様々な事情があるのか止まってしまっています。
新橋と言えば、「ビジネスの街」として知られています。
これらの建物は、現在でも、「サラリーマンの聖地」と言うか、多くの男性客で賑わっていました。
(スーツを着用している人が、圧倒的に多い地域です。)
日本経済が、戦後の復興から更に飛躍を遂げていく、元気な時代(高度成長時代)を象徴するような施設だと思います。
そう言う意味では、貴重な文化遺産でもあるのでしょう。
どちらも、飲食店街が充実していて、活気があります。
(古い飲食店もあれば、最近の話題店も多く出店しています。)
いずれにしても、新橋地区のポテンシャルの高さを、感じずにはいられません。
今回は、とんかつとカレーがメインの名店、「とんかつ檍(あおき)のカレー屋・いっぺこっぺ」に入ってみました。
(初めての入店でした。) 固定客が多いのか、長い行列が店の外にできていました。
お店自体は、カウンターだけのコンパクトさです。
競合店が多い、新橋の地区で、これだけのお客さんを集めるのですから、さぞかし強いアピールポイントがあるのだろうと思いました。
今回注文したのは、かつ丼でした。
遠藤雅信
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