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お台場の新交通システム「ゆりかもめ」からの眺め


2021年6月24日(木)

用事があり、「ゆりかもめ」に乗車しました。

有明駅と新橋駅の間です。

乗車したのが先頭の車両で、しかも1番前の席が空いていました。

そこで、初めて先頭の席に座ってみることにしました。

「ゆりかもめ」は、無人運転なので、まさに、自分が運転手になったような気分です。

まるで、子供のようにワクワクしました。

「ゆりかもめ」では、鉄でできた線路のような物は使っていないことも知ることができました。

コンクリートでできた専用の道路の上を、ゴムのタイヤで進んでいるのです。

この点で、電車やモノレールとは、全く違うシステムと言えます。

眺めが実に良くて、感動しました。

(なかなか、得がたい体験でした。)

「ゆりかもめ」の開業は、1995年(平成7年)だそうです。

現在は、新橋駅~豊洲駅間の14.7kmが運行区間で、全部で16駅が設置されています。

比較的、直線部分のない路線で、お台場エリアを周遊しています。

お台場と言うのは、そもそも、何もないところ(埋立地)を開発して、新しく作られた街です。 だから、結果として「街の歴史」自体が浅いとも言えます。 (ビジネス街、そしてイベント会場と言うイメージは強く残っています。) お台場には古い建造物は殆どなく、その代わり、近代的な技術を取り入れた、最新式の建物が沢山建っています。

なんとなく落ち着かない気分になるのは、まだ新しい「人工の街」だからなのでしょうか? 「暮らしの匂い」が、あまり感じられないのです。 まるで、モデルルームが建ち並ぶ、巨大な住宅展示場のような印象を覚えます。

街と言うのは、時代とともに姿を変え、どんどん新しい姿へと変貌していくものです。

新しいものと古いものがミックスされてこそ、街としての独自性というか魅力が出てくるのかなとも感じます。

年齢のせいか、新しいものには、どうも馴染みにくい傾向があります。

まだまだ新しい街、これからのお台場の変貌ぶりに期待しています。 (益々、年輪を重ねていって欲しいです。)

    遠藤雅信

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