2021年9月23日(木祝)
「新福菜館」は、京都に本店のあるラーメン屋です。
京都の名物グルメの1つであり、以前から、とても気になっていました。
歴史の街、京都がなぜラーメンなのかと言う、不思議さも感じていました。 そして、東京の秋葉原にも、その支店があることは知っていました。
なかなか利用する機会がなかったのですが、先日、思い切って出かけてみました。
「やっと食べられる」と言う感じで、とてもワクワクしながら店に向かいました。
秋葉原の支店は、メインの通りに面していない、あまり目立たない所にあります。 また、お店の規模自体もさほど大きくはなく、むしろコンパクトな印象を覚えました。
でも、さすが、「新福菜館」はビッグネームなのでしょう。 お客さんが、ひっきりなしに出入りしていました。 (まさに、「知る人ぞ知る」と言うべき、路地裏の有名店なのでしょう。) 店内に入り、定番の中華そばを並盛で注文しました。 多くの人は、焼きめしとのセットを頼んでいましたが、今回は、単品を頼むことにしました。 (セットだと、かなりの量になりそうでしたので。) ここの中華そばは、真っ黒い色のスープが特徴です。 (あまりの黒さに、異様さを感じてしまう程です。)
ストレートの麺の上には、野菜(ネギともやし)が、どっさりと乗っていました。 更に、大きめのチャーシューもあります。 見た目は、クドそうな色合いですが、スープを一口飲んでみると、意外とスッキリした味わいであることがわかりました。 口の中に、スッと入っていくような「軽さ(ライトな食感)」を覚えました。 「コクがあってキレがある」、そんな感じでした。
とても心地よい味わいの、ナイスなスープだと思いました。 麺はシコシコした食感で、程良い堅さです。
グルメで知られる京都人が、長年にわたり愛してきただけのことはあります。 本当に、美味しいと感じました。 (長い歴史が育てた味と言えるでしょう。) これなら、焼きめしも頼めばよかったと思いましたが、既に、あとの祭りでした。 次回は、是非、セットで味わうぞと心に決めました。 京都の名店の味を東京でも味わえるなんて、とてもありがたいことだと実感しました。 遠藤雅信
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