2021年10月16日(土)
私は、国語辞典を、意外と頻繁に利用しています。
ネットで調べることができても、やはり、紙媒体の方が好きなのです。
その割には、誤字や誤表現が多いと言わないでください。
辞書を引いていなければ、もっと間違いが多いでしょうから。
ちょっと悩んだら確認する、できるだけそれを心がけています。
使っているのは、「三省堂」で出している、新明解国語辞典です。
国語辞典って、一度作ると、なかなか新しい版を出版しないものなのです。
本屋さんに並んでいる国語辞典を見てみると、ビックリするほど昔の版が、未だに正規の値段で売られていたりします。
「言葉は生きている」とも言われる位なので、本来なら、毎年のように改訂版が出されてもおかしくないと、個人的には思うのですが。
(言葉は、時代を映す「鏡」でもあります。)
しかし、辞書業界は殿様商売と言うか、いつまでも古い版を販売しています。
改訂版を作らないのは、手間も大変だし、コストの問題もあるのでしょう。
新明解国語辞典の第7版は、2012年(平成24年)に、第1刷が発売されています。
私の持っているのは第7版第7刷で、2018年(平成30年)1月に発行されました。
これでも、買った当時は、何軒も書店を廻り、できるだけ最新のものを探して購入したものです。
(特装版で、税込3300円で買いました。)
けっこう、気に入っていて愛用しています。
ところが、最近になって、同じ新明解国語辞典で第8版が発売されたと聞きました。
とても、ショックです。
9年ぶりに改訂版が出たと言うことで、ニュースにもなっていました。
第8版が欲しくて仕方ないけど、しばらくは第7版で我慢しなければなりません。 最新版の第8版は、もし店頭で見かけたら買ってしまいそうです。
遠藤雅信
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