
2023年8月24日(木)
先日、久しぶりにデパ地下(「千葉そごう」の地下1階・食品売場)に立ち寄りました。
そこで目に止まったのが、みちのく銘菓・茶屋の餅です。
青森県弘前市に本社のある「ラグノオささき」と言う会社が製造元です。
(「ラグノオささき」は、青森県ではとても有名な企業です。)
昔からの、お餅を使った素朴な和菓子でした。
一口サイズで、それぞれ小袋に入っています。
その小袋が、8個入っている詰合せでした。
お餅の部分は、とても柔らかくフワフワしています。
ゆべしのような味わいでした。
細かく砕いたクルミが練り込まれていて、実に香ばしかったです。
時代劇の1シーン(茶店で休憩する場面)に登場する、お餅のようです。
とても素朴で、懐かしい印象を覚えました。
青森県の弘前市は、かつての津軽藩の城下町で、とても栄えた町でした。
青森県庁を、新興の青森市に造ることが決まったときには、なぜ弘前市でないのかと反対運動が起きたそうです。
そうした反対論を抑える為に、青森県唯一の国立大学は、青森市ではなく弘前市に設置されました。
(青森県の国立大学は、青森大学ではなく弘前大学です。)
それだけ、歴史のある地域なのでしょう。
そこに本社のある企業が製造している茶屋の餅は、とても美味しかったです。
遠藤雅信
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