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「フジパン」の、元祖・スナックサンドです


2024年5月23日(木)

「フジパン」(本社は愛知県名古屋市瑞穂区)が製造元の、スナックサンド(惣菜サンドイッチ)を買いました。

1つのパックの中に、2組のサンドイッチが入っています。

食パンの耳をカットしてあるので、とても食べやすいです。

具の種類は、本当に沢山あります。

私が立ち寄ったスーパーの店頭には、実に多くの種類が並べられていて、その中から3つを選んで買いました。

選んだのは、タマゴ・ツナ&マヨ・テリヤキチキン&タルタルの3種類です。

(どれも、同じ値段でした。)

ところで、このスナックサンドとよく似た商品で、ランチパックと言うのがあります。

ランチパックの製造元は、「山崎製パン」(本社は東京都千代田区岩本町)です。

CM等によって知名度が高いことから、ランチパックの方が、商品としての歴史が古いと思われがちですが、実は違っていました。

スナックサンドが発売されたのは1975年(昭和50年)なのに対し、ランチパックは1984年(昭和59年)です。

このことから、スナックサンドの方は、商品名の前に「元祖」が付いていました。

時系列から見れば、この商品自体のアイディアは、「山崎製パン」が「フジパン」がパクったと言うことになります。

でも、こうした商品自体は、昔からあるものだし、「フジパン」は「山崎製パン」を相手に訴えることはなかったようです。

(知的財産面からは、問題ありなのでしょうが。)

むしろ、ランチパックのヒットにより、スナックサンドの良さも見直され、「コバンザメ商法」ではないですが、「フジパン」にも利益があったのでしょう。

残念ながら、「フジパン」としては、「山崎製パン」のアイディアをパクったと言う、理由のない誤解を生じてしまいましたが。

スナックサンドもランチパックも、商品としては完成度が高く、価値のあるものだと思います。

しかしながら、歴史の背景が、もう少し正確に知られて欲しいと、個人的には願っています。

スナックサンドは、とても食べやすく、味も最高でした。

(パンが、しっとりして柔らかい食感でした。)

    遠藤雅信

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