2023年1月2日(月)
近所にある「シャトレーゼ」(志津店)で、見た目が華やかな和菓子を買いました。
商品名は、花びら餅と言います。
(正月限定の和菓子です。)
ちょうど花びらの形のようになった餅菓子で、ふわふわと柔らかい食感のお餅の中には、ほのかに甘い白味噌のあんこが入っていました。
串のようなものが刺さっていましたが、その串は、なんと牛蒡(ゴボウ)を甘く煮た物でした。
なぜ、和菓子の材料に、牛蒡も使われているのでしょうか?
この牛蒡の由来ですが、「歯がため」の意味(願い)が込められているそうです。
日本では、昔から、正月にあえて固い物を食べ、長寿を願う風習がありました。
(それだけ、長生きする為には、噛む力が必要と思われていたのでしょう。)
もっとも、今の花びら餅に刺さっている牛蒡は、けして固い物ではなく、実に柔らかく調理されていましたが。
ちょっとしたことでも、意味があることを、この和菓子で知ることができました。
これも、「クール・ジャパン(日本の素晴らしい食文化)」の一つなのでしょう。
(日本固有の伝統を、見直しました。)
今も、長生きする為には、噛む力が大変重要とされています。
おかげで、迎春の気分も改めて実感することができました。
花びら餅は程良い甘さで、めでたさも感じられ、とても美味しかったです。
遠藤雅信
Comments